ルームを作成したら、ルームにオブジェクトを配置します。
冒頭の「ルームにオブジェクトを」はわざと書きました。
実際に配置されるのはオブジェクト・インスタンス
です。
ルームとオブジェクトとインスタンスの関係
オブジェクトは設計図であって実体を伴いません。例えるならば「絵に描いた餅」がオブジェクトです。しかし絵に描いただけなのでこの餅は手にとって食うことができません。
絵に描いた餅を実現するためには、餅が実体化できる「場」に次元を移す必要があります。
餅が存在できる場のことを GM:Studio では「ルーム」と呼びます。そしてルーム内に召喚されたオブジェクトは、インスタンス(データ)として実体化されます。
つまりルームもしくはルームエディタから視覚的に確認できる配置された「オブジェクト」とは、すべてに例外なく「インスタンス」のことです。
ルーム(場)に配置するのはオブジェクトではなく、オブジェクト(設計図)を元に作成されたインスタンス(実体)。
「実体」の表示
そして配置したオブジェクトに「スプライト」すなわちオブジェクトの「外観」が設定されている場合は、ルームエディタ内ではオブジェクト・インスタンスとして「スプライト」が表示されます。
オブジェクトにスプライト(外観)が設定されていない場合、エディタ上ではデフォルト・アイコンの形になって表現されます。
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