コードエディタは GML を使ってコードを書くための専用エディタです。

便利な機能を使いこなそう

コードエディタは初心者から上級者まで快適に使えるような工夫が施されています。

筆者は新しいツールを使う場合「これから最初に三つ、優先して何を覚えるべきか」を常に考えるようにしています。

  • オートコンプリート(入力支援/予測変換/インテリセンス
  • ヘルプ+リソースを開く (F12)
  • コードスニペット (F2)

筆者が初心者向けとして絞るなら上記三つが重要です。

Intelligent code completion

コードの入力支援機能です。インテリセンスのようなもの。

※ インテリセンスはマイクロソフトの Visual Studio で利用されている自動補完システムの名前で、Intelligent code completion の実装例。

インスタンス変数をオートコンプリートで把握できればとても良いのですが GMS1.4 では実装されません。

ヘルプ機能( F12 )+リソースを開く( F12 )

かなり便利な機能です。おおまか二種類の役割があります。

一つは、分からない単語にカーソルを当てて F12 を押せばその単語をキーワードにした関連ヘルプが開かれます。

変数の宣言、Built-in 変数/関数などあらゆるものがキーワードとして自動的に検索されます。調べ物をするのにはうってつけの機能。 サンプルコードをなどを手に入れて分からない単語や関数を発見したら F12 を押しまくってください。

二つ目は、リソースを指定して開く機能です。

使い方はヘルプ機能と同様、コードエディタ上でリソースの名前にカーソルを置き F12 を押す。

自作したスクリプト(関数)やスプライト、オブジェクト、フォント、サウンドなどなど、リソースツリーのあらゆるものが対象です。

筆者はリソースのプロパティを呼び出したい場合に、リソース名をエディタに打ち込んでその場で F12 を押します。リソース名をショートカット代わりに使って呼び出せるため大変便利。

コードスニペット

スニペットは「断片(snippet)」の意味です。

プログラムを助けるメモ的な存在で、コードエディタからは F2 で呼び出せます。

自分で内容を編集したい場合は
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\GameMaker-Studio\snipetts.txt
これを編集してください。しかし IDE を再起動しないと反映されない。


参考 (YoYoGames):GM:Studio UI Hints, Tips and Shortcuts

参考 (YoYoGames):Have Intellisense Show Object Variables?

参考 (2dgames.jp):【GameMaker:Studio】ProTipsの翻訳

参考 (gamemakerblog.com):How To Add Intelligent Code Completion To GM Scripts

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