SCM はプログラムソースコードの変更履歴を管理するソフトウェアとその仕組み(システム)を指します。GMS は SVN ( Apache Subversion ) のバージョン 1.7 と 1.8 を標準でバンドルしている。
端的に言うとバックアップだが
ソースコードのバージョン管理システムは個人でも利用されるけれど、主にチームでソフトウェアを開発するなど「リソース」を複数人で共有化している場合に管理効率が良い。ウェブサービスだと Git の仕組みを利用している GitHub が有名。
SCM は GMS フリー版では利用できない機能で、プロフェッショナル版以上から利用が可能。
参考(YoYoGames):Source Control Management
初心者には不要?
最初からあまり深く知る必要はない機能。小規模なゲームや動作サンプルを作っている間はまだ SCM を使うメリットは無いです。
GMS では SVN (集中型) 以外にも Git や Mercurial といった分散型やそれ以外のシステムも使えます。しかしそれぞれ設定も必要になってくるし、バージョン管理システムに関する概念とか簡単な知識などが必要になります。
SCM の概念はそれほど複雑ではなく、最低限リポジトリの作成とコミット、マージなど基本を覚えれば良い。
ただし初心者は先に GMS 本体機能の学習を優先して、少し学習にも余裕が出てきてから次にバージョン管理システム ( SCM ) について学んでいったほうが学習効率も良さそうです。
参考(YoYoGames):Source Control Preferences
参考(YoYoGames):Getting Started With SCM
参考( Knowledge Base ):source-control
参考(wikipedia):バージョン管理システム
このブログではアパッチ・サブバージョンについては日本語で読める資料として有益なリンクを以下で紹介していきます。
アパッチ・サブバージョンについて
Apache™ Subversion®(SVN)は Concurrent Versions System(コンカレント・バージョンズ・システム、並行バージョンシステム、CVS )と呼ばれるシステムの欠陥を改善した集中型バージョン管理システムのソフトウェア名称です。通常単に Subversion とか SVN などと呼ばれます。
SVN の使い方は CVS と似通っています。
参考(CVS):CVS に関する情報
参考(HTML版):CVS 1.11.17 日本語マニュアル
参考(Wikipedia/英語版の方が詳細):Apache_Subversion
参考(tracpath):Subversion の基礎勉強(Windows)
参考(Linux用):今更聞けないSubversionの使い方
参考(YoYoGames):SCM - Part 2: What Is SCM?