Spine 形式をインポートできるのは素晴らしいのだけど、まだ結構バグがあります。ここでは仕様などをメモしながら、遭遇したバグについてメモ及びアップデートで修正されたバグについても記載していきます。

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参考動作:Blue Ninjya (rev.30)

Spine 形式のインポートは Pro/Master 版のみ対応、フリー版は非対応。

改善

v1.4.1675 以降改善された動作一覧

0019055: Spine: After cleaning cache sprites of spine displayed incorrectly

0018696: Spine: draw_skeleton functions don’t render attachments
※ HTML5 エクスポータでは Attachment の表示ができない、Windows PC では正常であることを確認

0018932: Spine: accessing root using skeleton_state_get_bone creats freeze or crash

Version 1.4.1657 以降
1.4.1598 で変更された仕様が再修正された。origin at centre は位置変更が可能になった。

Version 1.4.1598 以降
インポートした時に、スプライトの origin at centre が稀に Spine で定められた Root の位置に指定されてしまうバグが修正された。origin at centre は Spine 形式の場合このアップデート以降必ずスプライトの中央に定められ、変更は一切できなくなった。

Spine でボーンを Flip したものをエクスポート/インポートすると動作にバグが生じ、これが修正されたが、まだ Spine 側にバグが残されているため不完全なまま。

HTML5 で Mesh が機能するようになった。

既知のバグとか仕様

  • x/y origin がセンター標準となったが、ルームにオブジェクトを配置した際の位置がプレビューと異なっている(バグ)。
  • x/y origin がセンター固定となる以前は draw_skeleton_time() で描画した際のオブジェクト位置は正常だったのだが、センター固定になってから PC 用アプリは位置がずれて表示されるようになった(バグ)。HTML5 では正常に動作している。古いバージョンで保存した Spine 動作ファイルがある場合は新しくスプライトをインポートし直してから保存しなおしたほうが良い。※ コンパイラがなにかキャッシュしているらしく、キャッシュクリアしてアプリケーションを再起動後に動作が直る場合がある。

※ キャッシュ・バグは v1.4.1675 以降修正済み

  • GM:Studio のルーム内でオブジェクトを X Flip した場合、PC 用ビルドは問題無いが HTML5 ビルドでは座標がひどく狂って表示されている(バグ)。
  • HTML5 で WebGL をオフにした場合、スプライトに対角線が描かれる(仕様)。
  • Spine 側でスプライトに対して Flip したアニメーションを GM:Studio にインポートすると、各ビルド毎に動作や対応が異なるため Flip の利用は注意したほうが良い。(バグ)
  • 公式ドキュメントにある Spine 系のサンプルコードにちょこちょこ間違いがある。コピペしても動かないもしくはエラーを吐く。

※ prester.org/gms でリファレンスに掲載しているサンプルコードは、本家のサンプルをベースにしたものも多くありますがオリジナルのものもあり、本家のサンプルをベースにした場合、コードの不具合などを発見したら独自に修正を施してあります。掲載している Spine 系サンプルコードも動作確認+不具合修正済みです。

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