GML で利用される括弧は三種類あります。
それぞれ使い方が異なり、用途に応じて括弧を使い分けします。とりあえず名前を覚えましょう。
括弧 | 日本語 | 名称(英語など) |
---|---|---|
( ) | 丸括弧 or パーレン | Round brackets or Parentheses |
{ } | 波括弧 or ブレース or カーリー | Braces or Curly brackets |
[ ] | 角括弧 or ブラケット | Square brackets or Closed brackets |
パーレン (๑˃̵ᴗ˂̵)و
‹‹\(´ω` )/›› ‹‹\( ´)/›› ‹‹\( ´ω`)/››
ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”
⁽˙³˙⁾◟( ˘•ω•˘ )◞⁽˙³˙⁾
パーレンはメール文章で女子力を高めるためにあざとく利用されますが、プログラムや数学でも頻繁に利用されます。
GML ではパーレンの利用は中置記法で計算の優先順位を明確にしたり、複数の処理を一つにまとめる意味などで用いられます。関数を利用する際に引数を囲う記号もパーレンです。
ブレース/カーリー {´ウ`}ノ
コード内でセミコロン(;
)によって区切られた複数のステートメントを、一つにまとめるため用いられるのがブレースです。ブレースによってまとめられたステートメントをブロック(複合ステートメント)と呼びます。
GML では全てのスクリプト及びコードは関数ブロックの中に収められていますが、コードエディタ上では関数処理の始まりと終わりを示すブロックは暗黙として扱われるため、デバッガで確認しない限り表示されません。
関数ブロックの内部でローカルとして宣言された変数は、ブロックの外から参照することができません。
ブラケット [゚д゚]
GML では配列の宣言および配列要素の呼び出しに用いられるのがブラケットです。
配列の各要素は添字(subscript)を使って区別しますが、添字を囲むための記号としてブラケットが利用されています。
実際の使用例
if…else if Statements
if (a>=b && a<=c) { return; }
else if (a<b) { return b; }
else { return c; };
配列の初期化、for (繰り返し処理の定義)
var a; a[9]=0;
for (var i=0; i<10; i++){ a[i]=i; };
while(繰り返し処理の動作定義)
var i=0;
while (i<10){ i++; };
ランダム初期化関数、乱数、switch case Statement
randomize();
var a = irandom_range(0,3);
var b = "?";
switch ( a )
{
case 0: b="bing"; break;
case 1: b="yahoo"; break;
case 2: b="DuckDuckGo"; break;
default: b="google";
};
show_message_async(b);