GameMaker: Studio™ とは

ゲーム開発の統合環境を提供するゲーム開発ソフトです。この手のゲーム開発ソフトをひとくくりに IDE (integrated development environment/統合開発環境) と呼ぶことも増えてきました。

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GameMaker:Studio (以下 GMS )の起源は 1999年、コンピュータ・アニメーションのための教育用途として Mark Overmars によって開発されたソフトウェア「Animo」に遡ることができます。

Animo はフリーウェアの「GameMaker1.1」として一般公開され、これが最初にホビーユーザからの支持を集めます。Overmars の趣味的なプロジェクトとして始まった「 GameMaker 」 は、これ以降ユーザからの支持を広げながら機能的バージョンアップを果たして来ました。

2007年 1 月、転機が訪れます。新業務形態を模索していたイギリスの会社 YoYo Games が Mark Overmars から GameMaker の諸権利を譲り受け、GameMaker はここから YoYo Games 傘下となりました。

この最初の買収の後 Mark Overmars は GameMaker の開発総監督に就任。経営責任者 (CEO) には Sandy Duncan 、そして Mike Daily が開発チームに加わり強化された新体制で開発に邁進。

YoYo Games の元では 2007年に GameMaker7 ( GM7 ) 、 2009年 12 月 22 日に GameMaker8 ( GM8 ) までがメジャーバージョンとして発表され、2012年 5 月 22 日以降 「 GameMaker:Studio 」 として名前とナンバリングが改められました。2015 年 3 月時の最新は GMS 1.4 です。

2015年 2 月 16 日、「 Playtech plc 」が YoYo Games の買収を発表。約 15 年前、フリーウェアからスタートした GameMaker というソフトウェアは GameMaker:Studio となり、いまやイギリスの新興上場企業がゲーム開発用インハウスツールとして採用するまでの製品へと昇華されたのです。

参考URL:YoYoGames.com

参考URL:fr.slideshare.net / game-maker-win8-hull

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