競合する製品など (主観に基づく)
- 2D ゲーム開発をサポートしている 3D ゲーム開発環境を含める
- 標準出力機能以外に複数のエクスポート機能を持っていること
| 製品名 | 略称 | 開発会社 |
|---|---|---|
| Unreal Engine 4 | UE4 | Epic Games |
| Unity3D | Unity | Unity Technology |
| Godot Engine | Godot | Okam Studio |
| Cocos2D-x | Cocos | Chukong Technologies |
| Monkey X | Monkey | Blitz Research Ltd |
| Construct2 | C2 | Scirra |
| Clickteam Fusion 2.5 | CF25 | Clickteam |
近年の傾向
開発はひとつのソースコードで行いながら、出力では複数プラットフォーム対応可能な開発環境が増えてきました。(エクスポート/外部出力機能)
エクスポート機能はコンシューマ/専用ゲーム機よりもSDKが公開されていて開発・公開までの敷居が低いスマートフォンおよびタブレットなどモバイル用出力が重視されており、アンドロイドと iOS への対応はそれぞれ有料だが Windows PC 向けのビルドは無料で可能という製品も登場。
有名な 3D 用ゲームエンジンと開発キットが近年続々と PC 向けは利用がほぼ無料化されており、ラインナップが充実。開発環境は選択肢が増え、導入コストや学習システムなど 3D はあらゆる面で敷居が低くなった。
伝統的 2D ゲーム専用の開発環境は、インディゲームも「カジュアル」と呼ばれるスマートフォンやタブレット向けゲーム開発用途の需要が増加。モバイルは Android と iOS が双璧。
ブラウザでのインタラクティブはHTML5が有力視されるものの、モバイルでの動作は重くなりがち。統一性の欠けた各ブラウザ対応など普及に足かせも。WebGL対応は今後も更に進む。
2D ゲーム専用の開発環境は専用のイベント編集用エディタ上で行う「オーサリング系」が歴史も古い。これらは開発初心者向け、開発言語不慣れなデザイナーでも簡単に使えるよう独自な工夫を凝らした製品多数。外部出力機能を備えワン・ソースコードで複数プラットフォーム対応を低価格で実現。
