Binary Object ( バイナリ オブジェクト )

非常に多機能なエクステンションです。すべての機能を簡単には紹介できないので主に使う機能だけを紹介します。勝手に改変されては困るゲームのセーブデータを暗号化してから保存したり、暗号化された画像ファイルなどをゲームクリア時に復号化して進呈するなどの用途に用いることができます。

1. ファイルをバイナリとしてメモリ内にロードする
2. ロードされたバイナリを編集・操作する
3. バイナリをファイルとして保存する
4. メモリ内に BANK を造り、複数の BANK 内にバイナリを保持する
5. BANK をファイルとして保存し、保存した BANK をファイルとしてロードする
6. 複数の BANK を Workspace として一つのファイルに保存、保存した Workspace をファイルとしてロードする
7. バイナリのサイズを取得(※ Binary Object は読み込んでからじゃないと実サイズの取得ができない。)
8. バイナリの MD5 hash 値を取得
9. バイナリの暗号化( Blowfish Encryption )と復号化( Decryption )
10. zlib アルゴリズムを使った圧縮と解凍（ “zlib algorithm” ＝ Zip ファイルや Png ファイルに用いられる圧縮アルゴリズム）

（※ 汎用的な Zip ファイルフォーマットの圧縮解凍は扱えません。）圧縮時に圧縮率を選べませんが結果を見ると圧縮率はそこそこです。「 Binary Object 」を使用して 469 KB ( 481,078 バイト)の BMP ファイルを圧縮して保存したら 138 KB ( 142,199 バイト)になりました。同じ BMP ファイルを別ソフトを使って png に変換した場合、Complession level が ９ ＝ 最高圧縮率だと 139 KB ( 142,997 バイト)。同じ BMP を Zip 圧縮ソフトを使って標準圧縮率で圧縮したら 138 KB ( 141,979 バイト)となりました。