学習のため用意する道具、あるいは二進数を扱うための便利ツールを紹介します。

紙とペン

丸暗記することはほぼ無いのですが、十進数の二進数化に少し頭が慣れるまでは実際に自分の手で書いた方が分かりやすいです。

Mike.Daily の記事などを読んでも、結構あっさり「二進数では 2 == 10 である」を述べています。しかしこれが感覚としてなかなか理解しにくい部分でもあるため、ここはいっちょ小学生低学年に戻った気分で算数ドリルっぽく、0 〜 32 までを実際に自分の手で二進数化してください。

桁上がり(キャリー)の法則さえ分かっていれば二進数化は簡単です。実際にビットストリームをノートに手で書くと分かりますが、数が大きくなるにつれ二進数は桁の多さが鬱陶しくなります。

あとはついでに、今後頻繁に利用することになるから二の累乗(power of 2 = POW2)をある程度暗記しておいてください。

1 , 2 , 4 , 8 , 16 , 32 , 64 , 128 , 256 , 512 , , ,

    pyhon_binary_for_loop_print_power_of_2

Python(パイソン)(3系と2.7系、どちらでも

    python-logo
    https://www.python.org/
    http://www.python.jp/

書き捨ての一行サンプルコードを簡単に動作テストするためには GML では大掛かりすぎる。

そこでコンソールアプリケーションとしても利用ができる python をオススメ。Python は標準で二進数を扱うことができ、OS を限定せずあらゆる環境で利用できます。そしてさすがスクリプト言語としては GML より遥かに高機能です。

二進数を気軽に試したいだけなので Python の高度な言語機能は今回使いませんが、あるいは GML をある程度使える人なら Python の基本操作を覚えるのに二日もかからないと思います。

Android アプリなど

学習用として Android 用のアプリケーションなども多数出ているためスマートフォンやタブレット端末を持っている方はそれを探すのも良い。

    Base_Converter_google_play_apps_screen_shot

十進数/二進数の変換には、アンドロイド用のアプリとして Base Converter が見易くシンプルなので気に入ってます。

高機能電卓とかにも変換機能はあります。他にも十進数/二進数の変換には Google 日本語入力がなぜか二進数化する機能を持っています。

    GoogleIME_binary_converted_result_screen_shot

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