リファレンス URL:ini_open(name);

「戻り値無し (Returns: N/A) 」

INI はフェイルセーフなので処理に失敗した場合にエラーを返さずデフォルト値を返すか、定義されたデフォルト動作が実行されるように設計されています。ini_open 関数の場合には引数で指定されたファイルを開くか、新しく作るか、一つの関数に二つの動作定義がある。

  • 開くか(open)
  • 新しく作るか(new)
ファイル名を引数として関数に渡せば、サンドボックスの範囲内(セキュリティによって許可された領域範囲内)でファイルを検索し、ファイルがあった場合はそのファイルを開く/無かった場合は新しくファイルを作る。 ただし、メモリ上に新しく作られた INI はまだ一度もファイルとして保存されておらず、メモリ上に一時確保されただけの状態である。データ内容をファイルへ書き込みデータを永続化するための関数としてini_close();を使用する。 これを忘れるとini_open関数で新規作成したはずなのに次回開こうとしてもまたファイルが無いということになります。 GM:Studio の関数群はマルチデバイスや OS に対応できるよう、互換性に配慮した実装が成されており、標準のファイルシステムからはサンドボックスの外へはアクセスできない仕様となっています。
スクリプト・サンプル
ini_open("savedata.ini"); // ファイルがあれば開く、無ければメモリ上に作る score = ini_read_real("save1", "score", 0); ini_close(); // この処理を省くとファイルに保存されない
Functions/ini_open

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