リファレンス URL:ini_read_real(section, key, default);
「実数型 (Real) 」として戻り値。 指定したセクションおよびキーで INI から実数型として値を読み取りします。 INI は Fail Safe(フェイルセーフ/安全確保な仕様)なので、値の読み取りに失敗した場合、デフォルト値を返します。 三つ目の引数では、読み取り処理などに失敗した時に返す値(デフォルト値)の定義を行います。ここで定義されたデフォルト値は関数処理に失敗したら返される値となります。実数型について
実数型は無理数と有理数全てを含むため、整数型として保存したつもりでも INI では浮動小数点化されて保存されている場合があります。これは仕様です。
var a = 100;
100
ではなく 100.0000
のように浮動小数点以下の値が含まれます。
ファイルアクセスについて
データを取得する際に、この関数は直接的ファイルアクセスを伴いません。GMS/GML の INI は必ず一度メモリ上に展開されるため、この関数もメモリ上に展開されたデータへアクセスする仕様となっています。 スクリプト・サンプルini_open( 'savedata.ini' ); score = ini_read_real( 'save1', 'score', 0 ); ini_close(); //ini_open関数でファイル名を指定してメモリ上へデータを展開 //score というグローバル変数に値を代入します。 //セクション名 "save1" //キー名 "score" //デフォルト値 0(ブーリアンの false に相当) //ini_close()関数でiniを閉じます
Functions/ini_read_real