写真を撮ってみた。ツメを折らずに取り出す方法はあるのか?
Seagate Expansion 5TB Desktop External Hard Drive USB 3.0
筐体からHDDを取り出した全景、パーツ数は少ない。とにかくシンプルな構成。
HDD 本体、容量は5TB。USB変換モジュールは取り外してある。
瓦記録方式を採用した大容量だが耐久性は不安。プラッタ数は 4 枚、手に取った重さはそれなりのモノ。OEM なのでこの HDD 本体だけだと RMA は効かない。HDD 本体はバルクとしてなら Amazon や楽天で見つけることができる。この外付け HDD は Seagate 直販扱いでヨーロッパ向け製品仕様。
USB 変換モジュールを取り付けて固定する HDD 本体部分。モジュールを固定するのはこの一箇所のみ。一般の内蔵HDDにはこのネジ部分が無い。これはOEM用なのでモジュール取り付け用にネジ穴が付いている。
筐体とHDD本体を固定するためのエクステンション。一般的な内蔵HDDと同じく側面のネジ穴を使って上手に隙間を埋めている。技術も要らないし組立も簡単なので感心した部分。
エクステンションをHDD側面に取り付けた状態の接写。
筐体をこじ開けた後、フタを軽く閉じた状態での撮影。画面左下「SEAGATE」の部分からナイフを差し込んで強引に開けたため、筐体に傷が付いているのが分かる。
筆者が間違えてナイフを差し込んでぶっ壊した LED 点灯確認用の窓と、内部で脱落していたLED部分。8TB の HDD をデータリカバリーサービスで全データ復旧してもらったら、この外付けHDDにデータを入れて返してくれた。内蔵用で良かったのだけど強制的に外付けHDDになるサービス仕様だったので、いざ受け取ってから余計に手間がかかった例。
解体後、フタをひっくり返して撮影。多くのツメがあり一度閉めたら簡単には開かないようになっていることが分かる。これは強引に開いたためツメが折れてしまっている。
フタの裏側を真上から撮影。
筐体の本体部分。ここに HDD が入っていた。HDD より一回り大きく設計されており、隙間を埋めるためのスペーサーとしてHDD本体にエクステを付ける。フタを開くことができさえすれば簡単にHDD本体を取り出すことができた。筐体と本体は一切ネジ止めされていない。LED が内部でどう接続されていたかは、LED 部分を最初にぶっ壊したため不明。
筐体本体の内部を接写。フタを一度閉めたらもう一度無傷で開けるような設計にはなってない気がする。ネジも接着剤も使ってないが、ツメが多いので仮に一箇所内部で折れたとしても大丈夫にできてる。