STEAM


Valve 社が開発し運営する STEAM (スチーム)はダウンロード販売やユーザ同士の交流をサポートするプラットフォームです。サービスを受けるためには STEAM からクライアントをダウンロードしてインストールする必要があります。

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STEAM クライアントはクロスプラットフォームとして PC だけではなく MAC、Linux など幅広く対応しているのも特徴で、世界中のユーザが STEAM に登録し製品版の購入や情報交換、チャットやグループフォーラムなど様々な活用がなされています。

その STEAM の取り組みの中には GreenLit という開発者向けのものもあります。新製品の開発や販売促進を STEAM がサポートするというサービスで、承認を受けるためには申請後に STEAM ユーザからの票を多数集めなければいけないという独自の試みでも有名になりました。得票で GreenLit 承認を無事に受けることのできたブランドの製品は以後 STEAM との協力関係にあり、STEAM 経由の製品販売、アカウント管理やインストール・最新アップデータ提供など STEAM の恩恵を全面的に受けることができるようになります。Clickteam の製品も2013年に GeenLit 承認を経て、正式に STEAM で製品販売を取り扱い開始しました。

アカウント登録は無料

STEAM で製品版購入の場合、決済にはクレジットカードや PayPal などから選択ができます。ダウンロード販売のみですが CD やパッケージが不要になるためコストを抑えることができ、比較的安い値段で購入できます。「オフラインモード」というモードがあるため、初回に一度だけオンラインで認証を受けたら以降は起動の度に認証(ネット接続)が必要になるということもありません。

CF2.5 のライセンス形式だと使用者が一人の場合なら複数台 PC へのインストールも許可されているため、それぞれのマシンに STEAMを インストールすれば即ダウンロード・インストールで管理も簡単になります。STEAM 以外で購入したユーザも、申請があれば STEAM キーを本家サポートから配布するので必要な場合いつでも STEAM での管理に切り替えることができます。

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※注意点など(買う前に読んでね)


STEAM 版は STEAM クライアントから起動が必要な製品です。アップデータの提供も含めた「全て」が基本的に STEAM のサービスに依存しています。

STEAM を普段使わない(ゲームをしない)ユーザは STEAM 自体をほとんど知らないようですが、海外のサービスなので STEAM 全体のユーザ比率でみた場合には圧倒的に英語圏が多く、コミュニティにおける日本語(日本人)比率は少数派になります。

Clickteam 本家( jp ではなく com )が扱っている製品は STEAM 版に対して「スタンド・アローン版」と呼ばれ区別されています。

STEAM 版ユーザも本家フォーラムの利用に制限はなく、製品登録もできますし BugTracker も利用できます。ただしベータ版のアップデータなどは提供されておらず、正規アップデータが STEAM 経由で提供されるのを待つ必要があります。正規アップデータの提供にスタンド・アローン版との時差はありません。

STEAM 版で購入した CF2.5 本体にあとからエクスポータを追加で購入する場合など、エクスポータも STEAM 版として STEAM から購入する必要が有ります。スタンド・アローン版から STEAM 管理に変更する場合は本家のサポートに届け出て、エクスポータを含めたすべてを STEAM 版として移行する手続きをとる必要があります。