GameMaker 8.1 が退役


スプリングセールの案内が YoYoGames から来ていたので何気なくメールを眺めていたら、
???

いざさらば
 

Farewell   GameMaker 8.1

と書かれている。GMS と並行して GM8.1 売っていたことを知らなかった。

えこれいつ発売されたソフトだったかしらとよく見たら 2011 年 4 月。開発者である Mark Overmars が GameMaker として初代をリリースして以来約 12 年後、世に送り出された最終型が GM 8.1 となる。

wow_dog

GameMaker が GM:Studio になったのは 2012 年 5 月からで、Mark Overmars はすでに現在 GMS の開発からは外れ、資本も YoYoGames から Playtech plc に移ったり、シェアウェアからスタートした GameMaker だった頃とはすっかり中身が様変わりしてる。

参考(YoYoGames Blog):Farewell GameMaker 8.1
参考(GameMaker Community):Farewell GameMaker 8.1
参考(prester.org):GameMaker の歴史

Mike.Dailly の発言によると GM8.1 から GM:S に移って改善された点として

引用ココから

Studio is monumentally better than 8.1, from simple things like the GUI layer and DX9 support, to amazing new features like vertex buffers and custom formats, shaders… box 2d physics…. binary buffers, new audio system, and all the new exports. On top of this, it gets rid of the stupid double compressed file format that could corrupt files and kill them.

引用ココまで

と、このようにある。binary buffers はまだ使い道が良くわからないけど、便利なんか?

GMS1.4 から使い始めた自分の場合、GM8.1 でだいたい完成形になったのかなと想像していたけれど、いま自分が使っていて GMS 便利だなと思う機能は GM8.1 以降の取り組みで付いた機能が多いのだと知った。

Clickteam の F3 が来年出るとして

いますごく不安なのが、エクステを相変わらずユーザベースで作らせるようなのだけど、拡張機能ではなく本体の基本機能をいかに充実させるかが一番重要だと思うの。

エクステを作る簡単な仕組みができても、作ったエクステを公開して配布するまでの仕組みもいままで以上に簡単にできなければ一般ユーザを惹きつける魅力にならないと思う。

GMS は進化してるけどまだ古い部分がある。しかし WinAPI への依存はかなり減らしているのでエクスポート機能はかなり頼りになりそう。CF25 にはそれが無い。

開発ツールの歴史は、古ければ古いものほど古い仕様からの脱却が大変になるのだなぁと感想。

UE4 のノードベースで Blueprint とか画面見てると、2D 系の開発ツールにもいずれ大きな淘汰の波来るのかなと思う。


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