100 人限定 1000 円で売ったというのはホントウなんだろうかについて


以前某イベントに併せて非常に短期間だけど 某ソフトを 1000 円で 100 人限定として売ってたらしい。この某ソフトを略称として筆者は「インム」と呼んでる。で、このインム格安セール、今はもうやってない。まだ有効なときに HP で確認したので実際にやっていたことは把握している。その URL は調べたらまだ残っていた。

その後、ウェブ上での動向というか検索など主に Google から提供される情報を確認しながら思ったことは、「実際 100 人に売った」その可能性は低いと見ている。新規ユーザが大きく増えた形跡がなぜかほとんど無い。購買層を追跡して調べたら、すでにソフトは持ってたけど安さに釣られてまた買った既存ユーザもいるらしく、少なくとも「新規に 100 人のユーザを獲得!」には至っていないことは確か。


ユーザ数が多くないソフトだから、ユーザが完全新規で超短期間に 100 人増えた場合の統計上の影響はそれなりに大きい。

「集団」という言葉の定義から言っても 100 人は立派な「集団」であるといえる。しかも今回は実際に「買った」人間が 100 人増えたはずなんだが、この集団が検索の統計情報になんの影響も与えていないという謎。仮に集団の規模が半分の 50 人でも影響は大きいはずなんだけど……??……

グラフでみると安売りした当時以降一切何の変化も無い。そしてこういう比較を見ていると、製品ごとにブログ分割するのは面倒くさい当初思ってたけど、J0hn のアドバイスが的確だったと思う(オマエたまには役に立つな的な褒め言葉)。

aug15

ホントウの新規ユーザは買ってない(買えてない)

既存ユーザの母数に 100 人の侍が新規で加入した場合、格安セール前と格安セール後で統計情報にかならず影響が出るはずと見込んだけど全く変化がないのは何故なのか。

データからの分析だと、まず規定の人数に達する前に販売元がさっさと手仕舞いしたのだろうなと推測する。実際 100 人に販売したことを証明する手段も義務もないから言ったもの勝ちだし、あるいは統計に影響を与えない種類のユーザが 100 人増えたとも推測できる。どれが真実かはまだわからない。

もっと長く統計を見ていけば変化が出るんだろうかとも考えた。ただこの 100 人、いまのところ不思議な集団ではある。まるで空気のような存在感なんだ。これを「ステルス」と名付けてみた。このステルスという集団が実在するならば、今後の統計情報にもかならず影響を与えるはず。ツィッターなどでも存在が確認できるはずだ。ステルスは数名ではなく「 100 人」という集団であるのがポイント。ステルスについては何ヶ月か経過すると従来の母数集団と同化して新規集団とは言えなくなるのでステルスに関する分析は 3 ヶ月以内が有効期限だと思う。

安売り情報の発信元はどこだったのか

安売り情報の発信元について、筆者が最初に見たのは個人アカウントのツィッターからだったし、販売代理店公式のツィッターアカウントは安売りについて一切言及してない(アカウントを一時不正に乗っ取られた事件以来、時間を巻き戻して沈黙している)。

公式より先に個人のアカウントが安売りを宣伝してるわけだが、ツィッターは基本的に●コニ●動画絡みのユーザアカウントが情報を速く出している。ただしこれもほんの数名で RT も大した数ではない。100 人がどこから来て、そしてどこへ去ったのかはわからないが、ハーメルンの笛吹よろしく、笛の音に呼ばれて導かれた先で何を見たのかそこから物語を語る人は少ない。

今回の安売りで考えさせられた事、おそらく販売元が想定していたであろう新規ユーザの開拓に結びつく前に「残弾 100 」では開始直後に武器の弾は切れかかっていた可能性がある。だから基本的に武器の有効期限が短くて全然宣伝になってない。

顧客の新規開拓に失敗した場合、さらに 1000 円で売ってしまったという事実がもうできてしまったからこれも痛い。

今後新規で定価出して買うユーザは居なくなるし、他のユーザに対しても安易に購入は薦められなくなった。ゲームフェスは定期開催なのだから、あそこではゲームフェスの時期を狙って格安で売るからそれを狙って買えと人にはアドバイスするしかない。それでも買えるかどうかはわからないし、割引価格だったら STEAM のセールも対抗としてある。あれも最終的に何%引きまで行くのかわからないのですなわち欲しい時が買い時だが、待てるなら Fusion 3 まで待ったほうがいいんじゃね?くらいの気持ちで。

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