Monkey X



VC++ の IDE を弄りながら CF2.5 用のエクステに追加機能作っていたら、また言語使ってゴリゴリ書いてゲームを動かしたくなってきたのでいくつか候補を探してみた。Monkey X が気に入った模様。

MMF2 でスクリプトを使って動かすゲームの開発

これは「 Quad Freecell 700 」ですでに経験済み。XLua と MMF2 を使って、それこそエンヤコラエンヤコラ一生懸命コードを Lua で書いた。

標準のままだとデバッグが死ぬほど大変で、だからプロジェクト専用のデバッガ設計と構築が必須だった。開発作業中に Lua 用の IDE として Lua Development Tool ( LDT ) が登場してくれたおかげで LDT が大活躍だった。

開発してみて分かったこと/MMF2 + XLua の限界を知る

まずコリジョンなどに関しては CT は SDK でも全面的に情報を開示しておらず一部ブラックボックスだったため、XLua からはスプライトのコリジョンを検出したりできないなどエクステ経由のスクリプト動作には制限があって、結局全てをスクリプトで制御することができないから MMF Function などを使って MMF2 本体とデータをやり取りする必要性があった。

その他 SQLite などから得た配列データを MMF2 に渡すのにもやたら苦労したし、完成したときはかなりの技術的蓄積はできたけど、もうしばらくこの組み合わせでやりたくない…主に資料の少なさには地獄を見た。

しかしここまで苦労して作ってもこれは Windows PC 専用なのである。

理想のクロスプッタラフォーム開発/言語環境を目指して

Monkey X を触ってみて言語的になんかちょっと嫌な部分もあったけど、Lua に似ているため個人的な相性は良さそうだった。

IDE はフリー版についてくる Ted がある。これは機能的にショボイけどサードパーティ製の IDE として有料の「 JUNGLE IDE 」がある。ただしウィンドウズ専用。

一番気に入ったのが Linux でも Mac でも開発が可能な点。フリー版は各種 OS 用バイナリと HTML5 出力が可能。

Cocos2D も気になっていたけど Monkey X も評判が良いようだしこっちを試してみようかと思った。

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