Definition of MoveTowards
ASTER の MoveTowards は「指定時間内 (
TimeBound
) 」に「指定座標 (Xy-Coodinates
) 」まで「登録インスタンス (Motion Group
) 」を移動する動作全般と定義されています。
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本ドキュメント内で、MoveTowards の略語として MvT を利用します。
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その他の略語として Target = tgt、Pursuer = prs など。
MoveTowards Definition List
ASTER Version1.0.0Details
- 指定時間内に動作が完了する、アクティブオブジェクトの座標変更機能
「時間」はアプリケーション・フレームタイム (
FPS
) ベースである
Details
- モーション・グループ単位で動作パラメータを設定する
群.A 🎯 と 群.B 🔷 を個別に選択し、それらを集合させグループ ( per motion group ) を作る
群.A は「 mvt.Target 」と呼称される。mvt.Tgt はインスタンスもしくは座標を格納したデータ構造
群.B は「 mvt.Pursuer 」と呼称される。mvt.Prs はインスタンスである
Details
- 群.A 🎯 と 群.B 🔷 が互いの位置を交換する動作を MoveTowards :: Swap と呼ぶ
Swap EPs は 群.A 🎯 と 群.B 🔷 のインスタンス同士の位置を交換する
Swap Tgt は 群.A 🎯 として選択された各インスタンスの位置を交換する
ターゲット ( mvt.Target ) とは
mvt.Tgt を目指して移動する動作が ASTER における MoveTowards です。
「群.A
」 というグループ内グループが ASTER::MoveTowards では 「 mvt.Target
」と呼称されます。
ターゲットは「座標」であり、指定されたインスタンスの現在座標、もしくは座標として読み取れる情報を格納したデータ構造であると定義されています。
例えば JSON の配列をターゲットに指定したり、より高速に動作させる用途のため Reference Vector という参照用のデータ構造も利用できます。
mvt.Pursuer と異なり mvt.Target はオブジェクト・インスタンスでなくてもモーション・コントローラへ登録可能です。ターゲットは必ずしも動く対象物とは限らないため、座標情報だけでもターゲットにできます。
追跡者 ( mvt.Pursuer ) とは
mvt.Pursuer はターゲットまで移動するオブジェクト・インスタンスです。
「群.B
」 というグループ内グループが ASTER::MoveTowards では 「 mvt.Pursuer
」と呼称されます。
一般的には Tracker だけど Pursuer(追跡者)という言葉を選んだのは意図的な誇張です。座標に向かって自律的に移動する実体を持つ存在を表現しています。
mvt.Pursuer はオブジェクトインスタンス、具体的には CF25:Active Object です。ASTER::MoveTowards 内で、それらのオブジェクトを選択し操作できます。
関連
- MvtUtil
Describe MoveTowards :: Utilities
- Reference Vector
MvtUtil :: 座標参照用のデータ構造