Reserved "Alterable Values" for Object Instance
コントローラに登録されたオブジェクト・インスタンスのインスタンス変数を一部、予約変数として ASTER が利用しています。
ASTER rev 1.0.0
では変数領域を 2
つ予約として扱い、値の書き換えに注意が必要なものがあります。
Defalut Name | Name | Description | Overwrite |
---|---|---|---|
Alterable Value A | id |
連番、整列時に自動割り振り、用途多数 | Safe |
Alterable Value B | motyp |
データベース検索最適化、書き換え不可 | Danger |
Details
Event Detection という仕組みを導入し、ASTER Beta Version より予約変数は大幅に減っています。
予約変数の利用目的
検索効率化のため予約とした
motyp
以外、ASTER にとって重要な値はありません。
id
は「連番」をインスタンスの整列時やコントローラへの登録時に、ASTER が自動でインスタンス変数に代入しているものです。ASTER にとっては必須の作業では無いのですが、予め連番を代入しておけば CF25 でイベントを作る際に便利です。
id
はインスタンスを区別し特定するための数値として CF25 の条件判定処理から利用されます。
motyp に関する注意点
motyp
は予約変数として現在も確保してありますが、現時点では予約だけでAlterable Value B
は実際に利用されていません。
motyp
について、ASTER Rev.0.9.15
以降、ユーザがおそらく利用していないという前提で、エクステンション開発者がClickteamの標準機能に関連するインスタンスのメモリ領域の一部を勝手に再利用するという実験が行われています。
Notice
この実験で致命的な不具合が出た時、速やかに元へ戻すため
motyp
は予約領域として確保してあります。
警告 :: 書き換え不可
motyp
は ASTER がデータベース検索を最適化するためのマジックナンバーなので、この値を絶対に書き換えないでください。