Error Message
ASTER::CONDITION::REGEX::Syntax Error
正規表現に構文エラーが含まれていた場合、構文解析に失敗し例外 (エラー) が発生します。エラー発生時の動作は開発者が選択でき、メッセージウィンドウの表示かエラーイベントを検出する、二種類の方法があります。
このページではエラー発生時の動作をカスタムするためのCF25 コンディション・イベントとメカニズムについて解説しています。
構文エラーの発生を検出
構文エラーの発生をASTERからCF25に通知し、CF25側でエラー発生に対応するイベントを作成できます。
構文エラーが発生した時点で実行される即時実行条件は、検索用識別番号を使って各イベント固有の対応を簡単に作成できる仕組みになっています。
検索用識別番号 == Search uID
検索用識別番号の設定でイベントは区別化が可能になります。複数の REGEX 構文を処理した場合などイベントが 1 フレームで順次・複数発生する状況では検索用識別番号の活用は必須です。
--- title: Event Flow Chart --- flowchart LR A(REGEX.1) --> B[search uID.1] C(REGEX.2) --> D[search uID.2] B[search uID.1] --> |Error|E{Error Condition} D[search uID.2] --> |Error|E{Error Condition} E{Error Condition} --> F[Error Event ID == 1] E{Error Condition} --> G[Error Event ID == 2]
REGEX Syntax Error の Search uID 対応命令は Match
, Search
です。
Parameter
Unique Identifier for REGEX Search ( uID
)
0
検索用識別番号を入力してください。検索する前に設定した検索用識別番号と一致する数値を入力します。
要注意 【 無限ループ 】
理論だけで実際に試してませんが、構造上、開発者の意図しない無限ループを作る可能性があります。
エラーを発生させイベントをキャッチ、キャッチしたイベント内で更に意図的に構文エラーを発生させる、これで無限ループになるはずです。
エラー通知、プロパティ設定
ASTER は正規表現に構文エラーが発生した場合の動作として、エクステンションのプロパティ設定からアプリケーション実行中にエラーメッセージ表示・非表示の選択ができます。