グラフィックス進捗 SS-10 (11月24〜11月30日)
新宿と渋谷の背景へ着手
新宿はエッシャー・モデルをベースに迷宮をテーマにした背景、渋谷は109ビルをベースにした変な外観のビルを含めた背景。
二つともおおまかなテーマとか構想が出来上がっているので、今週はそれぞれ更に正確なイメージを書きだしていく作業。
新宿の背景
このままだと駅っぽくないので、実際にはもっと駅関連の看板などを増やして対応するが、とりあえず現状できるところまで配置してみた。
奇門遁甲( きもんとんこう ) の術でオバケ達を罠にハメて、迷宮化された新宿へオバケを閉じ込める…というお話。
新宿駅の複雑な構造は「迷宮」並、そんなネタをストーリーに取り込んでみた。
背景絵のモチーフ・ベースとなっているのは、マウリッツ・エッシャー( Maurits Cornelis Escher ) のトロンプ・ルイユ( 騙し絵 )の中でも有名な「Relativity」。
エッシャーの世界観を 3D モデルで作るという試みはライティングが難しいのと、オブジェクトの位置関係が複雑で作りながら常に混乱していること。
これまで結構時間をかけて作っている道路関連の配置用オブジェクトは、主にこの背景製作のために作っていたもの。この手のオブジェクトは作り始めるとどんどん数を増やしたくなってしまうので危険だ。
工事現場で利用されている木製のA型バリケードはお気に入り。
渋谷の背景
109 ビルをモチーフにした奇妙なビルを背景に。
あまり時間をかけられないので大雑把にモデリングして画面レイアウトを決め、Toon Render で線を抽出。グレースケール調でテスト出力してから、フリーハンドでディテールを加えて調整。これにキャラクターを合成して、結果を見る。
まぁいいか。細かい部分は今後完成度上げていけば良いし、レイアウトと基本デザインはこれで良さそう。
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