グラフィックス進捗 SS-04 (10月12〜18日)
手付かずの部分を減らすよう努力。
東京駅のモデリング作業はやりだすと楽しい、けれど、時間があっというまに経過してしまう。
東京駅のモデリング
今は個別の完成度より作業範囲をまんべんなく広く手がけ、手付かずの部分が減るようにするルーチンを組んでいるから、モデリング作業ばかりに没頭してはダメ、を肝に銘じて。
建築物の最上部からモデリングを手がけ、そこから建物を少しづつ「下」と「左右」へ拡張していく。一般的な建築とは逆の工程。モデリングとはいえ良い方法ではない( モチベ的に上から作りたかったんです ) 。
別ファイルでパーツ単位の製作を事前に行っているため、レイアウトさえ決まればパーツをインポートして配置するだけで済む場合もある。
パーツを揃えながらコツコツ組み上げて、レンダリングで仕上がりを確認する。テクスチャまでしっかりやろうとしたらたいへんだけど、マテリアル設定だけで良いからその辺は楽。
今後は主に窓のパーツを作る作業が待っている。資料は見ているが、正確にモデリングしているわけではないので細部は実物と多々異なる。
キャラクターなど
秋葉原、線画を新調してもらった。
絵を描く人の中で、個々のキャラクタ像が確立されてきたという印象を得た( ようやく ) 。
以前は描いてもらうたびに顔や等身が極端なほどコロコロ変わっていたが、今はキャラクタの特徴を押さえた的確な絵になりつつある。
まぁ、一部手直しが必要なのはいつものことだけど、修正を指摘するところがだいぶ減った。
線画に色を塗ってもらった。帽子有りが基本で、帽子無しの場合は魔法で出したっぽい炎が指先から出ます。帽子と炎は Attachments 扱い。
新しく書き下ろした方が目つきはキツいけれど、設定のなかにある「お姉さんキャラ」的イメージにはこれが一番近いと感じた。
今後、他の立ち絵も線画を描き直す段階ですこし表情に気を付けてもらって、最終的にキャラの立ち絵を並べて、それぞれが「同一のキャラである」と明確に分かれば良いです。
背景に載せてテスト、結果良。
帽子描くのが面倒くさいとのこと。しかし魔女の帽子被ってないと、今回のサンプル見ても制服着て箒を持つ学生にしか見えないのです。だから帽子は特に初登場の際、必ず被って登場することになっています( かならず描いて! ) 。
その他
宣伝用の縦長バーナー/試作品。主にロゴとキャラクター立ち絵と各キャラごとのテーマカラーを決定するための試作。
各キャラクタ製作にあたって「テーマカラー」を一応伝えてある。着色時の際指針となるものであり、色について他の提案があればそれを受け入れてきた。
このキャラクタ、魔女の帽子描くのが面倒なので帽子を消して描いても良いかという問いに関して、ダメ、絶対。
で、ダメな理由を具体的な例で示す。塗りとか小道具で雰囲気が全く違ってくるという例。
な?魔女の帽子が無いとただの制服着て箒持った女の子なんですよ。制服もノーマル形状なので、魔女の帽子が無いと怪しい感じが服装から出てこない。帽子と影を付けた塗りで「黒魔術師」という設定に一定の説得力を持たせるつもりなので、このキャラクタ設定だと帽子は身体の一部なのです、位に大事。だから小道具省くのをデフォにしてはダメ。
というわけで帽子は必須、しかし微妙なカーブが多く形取るのが毎回たいへんらしい。
このキャラクタは全般明るく、ポップな感じで配色を。
各キャラ2パターンくらい作りたい。
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