進捗 メッセージシステム編 #07

 obake   character   progress 

六・七・八月は例年忙しいため進捗も遅れます。

このブログはメッセージシステムの進捗編なのに、メッセージシステムよりグラフィックス・リソースを作っています報告のほうが多い。

新宿駅用のテクスチャ素材を増やしつつ、各駅用のカットイン作成。地道な作業が続く。

新宿駅用のテクスチャ

細かい部分で多少でっちあげ有り

新宿駅は迷宮のように入り組んでいるというのが元ネタになっていて、実際に新宿駅は複雑な乗り換えや入口出口など人を惑わせる要素が多くあります。

この手のテクスチャは作るの好きなのですが、時間的に余裕が無いとやる気がでない。あるいは疲れているとやりたくない。

池袋用背景のテスト

背景のテスト

一応すでに池袋用の背景はあるのだけど、物語上もうひとつ背景必要になるかもしれないため急遽テストで描いたもの。

背景/総合

リストを見ていたら品川の下書きを速く出したほうが良かったことに気がついた。

ヒロイン用衣装・改案

スカートのデザインを少し変更したいという提案を受ける。もともと初期は袴みたいなのを想定してデザインされていたため、ミニスカートにする予定は無かった。だけど時間が経つと結局ミニスカートになっていた。

新しい案の方が描くのは楽だよね思いました。

スカートデザインの新案

キャラクター総合

オバケを除くとストーリーモードでは全14体のキャラクタが登場。

全14体:一覧

まだ新宿に登場するキャラクタが手付かずで一体残っている、しかしそれを除けば他全てキャラクタ・イメージは完成に近い。

美少女動物園化を避けましょうか?という初期コンセプトがあったので、可愛い女の子は登場するけれどオッサンとか動物とか変な生き物も出してバラエティ豊富になるよう心がけました。

キャラの作り方は、まずストーリー用のテキストを書いてもらって、そのテキストを叩き台にして足したり引いたりして文字だけの世界観でキャラクタの原型を完成させます。

次に、設定を書き出し設定に沿ったキャラクタをグラフィッカーに描いてもらって、出てきたキャラクタのグラフィックスを叩き台にして、今度はストーリーの側に変更や調整などを加えます。こうして文字と絵でキャラクタを動かしながら双方を調整して、やがてストーリーが完成しキャラクタも同時に完成、という流れになります。

キャラクタの一部グラフィックスはイラスト屋さんから借りてきたものだったり、漫画のパロディで元ネタがあるキャラだったり、あるいは品川に登場するペンギンの「ペンタくん」などは以前製作したフリーゲームに登場するキャラクタから引き継ぎで使わせてもらっています。

これらにオバケを合わせると全20体以上のキャラクターが必要になっていてさらに背景もグラフィックスが必要で、もうこれはあきらかにグラフィッカーの負担が多すぎ。今回は背景の製作を prester がやっているので一応作業分担がされているけれど、キャラクタを20体以上はさすがに簡単ではなかった。

片手間で作るにしては規模がふさわしくなかったのだけど、作業量をまともに計算することをせず見切り発車したので、製作がずいぶん時間かかっているのはこれが原因。作業量を無視するから、いざ作業を開始したら作業量に潰されそうなほどのプレッシャーを受けている現在。

それでも一応形になってきているので、かなり地道にだけど継続は力なりって言葉の通り。なおキャラクタ担当の星少年さんからは、「せめて半分にしとけ馬鹿」とのお言葉いただきました。

たしかに作業量が半分だったらもう製作終わってるよなよね的な感ありました。

ちょっと欲張り過ぎたのです。




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