一枚ずつ、カードを列から列へ、フリーセルから列へ移動させるためにはフリーセルの基本ルールが適用されます。

• 重ねるカードのランクが１小さい
• スートの色を交互に：黒の上には赤、赤の上には黒を重ねる

異なるのは「連番一括選択」と「連番一括移動」を利用する場合です。連番一括選択・移動はフリーセルの基本テクニックのひとつです。カードのナンバーが連番（シーケンシャル）な状態なら、そのカード群を異なる列に一括して移動させることができます。一括選択と移動が利用できる場合は積極的にこの移動を活用すれば合理的です。

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一括選択・移動はゲーム中の操作に合理性を求めた結果根付いた便利機能ですが、オリジナルのフリーセルでは一括選択・移動をゲームルール的な移動法として、その機能の使用を強制はしていません。だから必ず使わなければいけない機能ではありませんでした。知っていれば操作が簡単になるというもの。

一括移動について

クアッドフリーセルではこの移動方法をカード移動のための手段のひとつとしてではなく「手数を短縮するための手段」として取り入れています。手数の短縮は「セブンハンドレッド」という拡張ルールをクリアするためには必須のテクニックとなっています。

一括選択移動には、「フリーセルへの一括選択・移動」とカードが連番になっているときにだけ有効な「連番一括選択・移動（シーケンシャルムーヴ）」の二種類があります。