出っ張りのないドアハンドルで最初にみんな大笑いした後、喜んで乗せてもらったが思っていたよりもパワーがある。ちな国内仕様だったためちゃんと右ハンドル。車高などはセッティングに応じて自在に調整できるみたい。
アクセルをベタ踏みすると急激な加速に首が持って行かれた。モーター特有のトルクらしいが、これは笑ってられない。回転数の概念が無く、バッテリ使用量がゲージには出ている。路面によってトラクションコントロールがたまに発生したけどあのフル加速は面白やばい。よく効く回生ブレーキも慣れの問題みたい。
走るアイフォンとか称されるようだがまさにそれ。乗ると異様なのはインパネの類が全く無くて、中央にでっかい液晶、17インチタッチスクリーンが鎮座するのみ。しかしこれはパネルがでかい分いろいろ情報が見やすくて感心。逆に言うとタッチパネルを操ることができない爺ちゃん世代だと致命的に困るらしい。しかしその分スタイリッシュに感じるし、車載ナビとか小さい画面で見るのがあとで苦痛に感じるレベル。
スマフォなどとの連携も可能らしいと聞いた。今後アップデートが来れば自動運転にも対応できるので、車庫入れなどは自動運転に任せることができるようになるみたい。
テスラに乗って確信したこと、アップルが車を作るという話、あれはかなり現実味を帯びている。日本のメーカーにはまだ作れないだろうという意味でもテスラの EV は驚異の車だった。
内装とかは価格帯を考えると高級車とはいえ同価格帯のベンツなどとはちょっと質が違う気がしたけど、基本的に車は走ればいい程度の認識しか持ってない自分には十分満足な高級感を感じさせた。同じ一千万だったら、今ならベンツよりテスラ買う方が面白い。だけど納車まで一年半待ったらしいけど……。
車内空間は広い。そもそもエンジンが無いので外見は普通の車、モデルS はフロントを開けてもらったらホントに荷物置き場になってる。しかしバッテリが底に敷き詰めてあるため車重はそこそこ重いらしい。
結論、プリウス=欲しくない、テスラ=欲しい。