Internet Explorer 10: “fast” and “native” has gone to other browsers – Scirra.com.
Scirra.comでまた最新のウェブブラウザ対決が行われていました。
前回の対決ではMicrosoftのInternet Explorer 9がCanvas 2Dのベンチマークでは他よりそこそこ良い結果を出していたのですが、それから少し期間を置いた結果FireFoxやChromeもバージョンアップを重ね、Microsoftも負けじとWindows8のプレビュー版で搭載されたIE10(Beta)を公開しています。出揃ったこれら最新の顔ぶれでベンチマーク対決した結果、果たしてどうなるでしょうかー?というのが対決の趣旨となります。なお今回の対決からOperaさんがリストから消えました。
- Firefox 8 → Firefox 12(New!!)
- Chrome 15 → Chrome 18(New!!)
- IE 9
- IE 10(New!!)
この結論はすでにタイトルで表されていますが、現時点でMicrosoft陣営のブラウザはScirra.com仕様のベンチマークでは他ライバルに押されつつあります。まずCanvas 2Dで示していた若干の優位性がすでに打ち消され、IE9はChrome 18/Firefox 12に負け、IE10がChrome 18には勝ったけどFirefox 12には後塵を拝しています。
以下Scirra.comからグラフの引用

WebGLは圧倒的だけど、MicrosoftはWebGLに対応せず
WebGLの推進に協力的な陣営はWebGL対応実装を着々と進め、一方でマイクロソフトはWebGLをガン無視するからベンチマークも毎回WebGLはFirefoxとChromeの一騎打ちになってしまい、ゴシップ的にはここからの盛り上がりに欠けます。「おいでよ!WebGLの森へ!」とか言っても一向に来ないから、このいまいち盛り上がらないパーティイベントの責任はマイクロソフトにあります。もっともブラウザにハードウェア由来のクラッシュ原因を持ち込むことを嫌う向きもあるので、一概にWebGLが良いとも言えないらしいのですが…どうなることやら。