XLua の基礎 2


●XLua は最新版を使ってください。

最新はベータ版ですが古いバージョンの XLua には含まれていない機能が多数あります。特に embedded scripts 関連や Bind state 設定の自動処理などはユーザーにとって好ましい改良です。

xlua_00

最新版(ほぼ)の XLua

インストールしたら最初にやるべき三つの設定

実は最新版の XLua はほとんど事前に設定する箇所がありません。「 Lua State 」は通常 0 で Bind されていますしデフォルトのこの設定でいいと思います。スタンダードなライブラリも最初からロードされるようにチェックが入っていますし、「 Embedded Script 」はデバッグやテストだと使わないので「 Run At Start 」の項目は最初からチェックが入ってないし、唯一チェック入れるとしたら「 MMFI Interface 」を使うか使わないかです。

・・・というわけでイベント中に変更が効く部分も多いので最初に設定するべき項目は今回特にありません

◆用語説明

「 Lua State 」

古い仕様の XLua では「 Create Lua State 0 」→「 Bind Lua State 0 」とこういう一連のお作法を手動でやってたのですが、さすがに毎回これをやることを無駄と思ったのか自動化してくださいました。自分でバインドしないで済むから楽なのですが、その流れを知らないとこのチェックボックスを不用意に外して「 XLua 動かねー」とかやっちゃいそうなのでこれは重要だから外さないでください。外す場合は意味が分かってる人だけです。プログラマじゃなければ別に意味知らなくても良さそうなので Bind も 0 でいいです。こうすれば Lua が動いてくれる魔法の呪文みたいなもの。開くのが自動なら閉じるときも自動で閉じてくれるでしょう。

参考(外部リンク):目的別/Luaの開始・終了

xlua_01

Bind State


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