MMF2の基礎概念1


あぷりけーしょん

アプリケーション 【 Application 】とは?

「アプリケーション」というのは MMF2 で作成するソフトウェアのこと。

APP

MMF アプリケーション

保存されるときは「*.mfa」で保存されます。

ぷろじぇくと

プロジェクト 【 Project 】とは?

複数のアプリケーションを内包してひとつのファイル = 1 つのプロジェクトとして扱います。「アプリケーション」というのは MMF2 で作成するソフトウェアを指します。

保存されるときは「 *.mfw 」で保存されます。

ふれーむ

フレーム 【 Frame 】とは?

「フレーム」:アプリケーションを構成する複数の画面・あるいはステージとも言えます。ここで簡単なゲームアプリケーションとその構成を例に考えて見ましょう。

  1. 「タイトル」
  2. 「プレイヤー選択」
  3. 「実際のゲームプレイ画面:ステージ 1 」
  4. 「実際のゲームプレイ画面:ステージ 2 」
  5. 「実際のゲームプレイ画面:ステージ 3 」
  6. 「ゲームオーバーとハイスコア」
  7. 「ゲームクリア時のエンドクレジット」

こんな感じでアプリケーション内に各フレームを設定します。そして各フレームごとにイベントを設定してプレイヤーの選択やゲーム結果に応じたフレームをイベントで呼び出しします。

frame

アプリケーションとフレーム

おぶじぇくと

オブジェクト 【 Objects 】とは?

「オブジェクト」:フレームに配置される各種機能を持った部品(パーツ)、もしくはキャラクターです。MMF2 はオブジェクト指向のように、特定の機能を持った各パーツを必要に応じてフレームに組み込みます。だからオブジェクトは MMF2 のエクステンション機能そのものでもあるのです。

例えば文字列の表示は「文字列 ( String )オブジェクト」がその役割を担っています。「文字列オブジェクト」は文字表示に関する一連の機能を提供しますがアニメーション画像を表示するとかはできません。アニメーション表示をするなら「アクティブオブジェクト」や「アニメーションオブジェクト」です。Lua スクリプトを扱うエクステンションである「 Xlua 」もオブジェクトとして特定のフレーム内に配置することで配置したそのフレーム内でのみ利用可能になります。

各フレームとフレームに配置した各オブジェクトは通常フレーム単位で設定が独立しており、フレームをまたいで共通した設定で使いたいオブジェクトにはプロパティの「ランタイムオプション」→「メモリーオプション」の項目から「グローバルオブジェクト」のオプションにチェックをいれます。このオプションのチェックとあわせて各オブジェクトにオブジェクトイベントを設定するとフレームをまたいでイベントも共通して使えるので大変便利です。ただしすべてのオブジェクトにこのオプションの適用が可能というわけではありません。あるいはオブジェクトによって特別な設定が無くても元からグローバルとして働くものもあります。


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