オブジェクトグループ
オブジェクトグループは複数のオブジェクトを一つのグループとして扱い、グループに属するオブジェクトの衝突判定や変数への一括代入、破壊など各イベント指定ができます。
同じ種類のオブジェクト同士なら同じオブジェクトグループにまとめることができます。
例えば「アクティブ」は他の「アクティブ」と同じグループに入れます。
しかし「文字列」と「アクティブ」は同じオブジェクトグループに所属させることができません。
オブジェクトグループはあらかじめテンプレートが決定されていて、その中から選択してどれかを当てはめるという形を取っています。これらは重複しても MMF2 はお構いなしです。
例えば「アクティブ」で「敵」というオブジェクトグループをすでに使っている場合であっても、「文字列」があとから「敵」というオブジェクトグループを使えてしまう。
異なった種類のオブジェクトで「敵」という二つのオブジェクトグループを作ってしまった場合、各グループが独立しているのはメニュー内容などからも区別できますが、一見するとどれが「アクティブ」のオブジェクトグループなのか「文字列」のオブジェクトグループなのか見た目では区別できない不便が生じます。
アイコンを自作のものに差し替えができない、これもやや困った仕様の一つ。
オブジェクトグループは複製ができない
オブジェクトグループは複数のオブジェクトを一つのグループとして扱うので、さらに「グループの複製」ができると便利なのですがオブジェクトグループの複製はできません。
グローバルイベントやオブジェクトイベントにインポートできない
オブジェクトグループというのは「識別子」なので、「識別子」をインポートできないのが MMF2 の仕様です。つまりグループはフレームイベントでのみ扱えます。オブジェクトグループを多用する手法をとると、オブジェクトイベントを組む際に「あ、オブジェクトグループ使えない(インポートできない)んだっけ」を思い出すことになります。
実際の動作サンプル
次にアップローダーから本格的なものを
物理エンジン
作者:Mr.Grotesque(ミスターグロテスク)
2chの過去スレ:汎用ゲームエディター『Multimedia Fusion2』 4より
ジャンプマン
作者:不明(2010/01/11(月) 00:27:12 ID:Aqi+MdKE)
これはアップローダーが違うので将来的に消えると思いますがいつ消えるか分からないのでブログ筆者が改造したものも貼っておきます。改造版は多少のオリジナル要素と複数の罠を用意しました。全 3 面
● おまけ
MMF2 アップローダーを漁っていたら発見した開発補助アプリ(ベータ版)。
MMF2 のグループに関してメモを行えるツール。変数、文字列、フラグに対応。
作者:PEPOSOFT