Regex Object 2022 Beta 2 :: Preview


Regex Object 2022 Beta を Rev2 公開に向けて準備中。Beta 2 では C++17 STL から Filesystems に関連した機能を実装する予定。

C++ という言語は C++11 以降を Modern C++ と呼んだりするようになった。

コア言語仕様が C++11 で大きく拡張され現在もバージョンアップは継続されているが、「モダン」の言葉に偽り無くより新しく便利で生産性の高い開発言語になっている。

参考(C++11の文法と機能/江添亮):C++11: Syntax and Feature

古い仕様の言語知識でも「典型的なレガシーコード」でも正しく書けば動くんだけど知識をアップデートしないと「モダン」を美味しく活用できない。というわけで練習にはもってこいなのでエクステンションをついでに作っている。もちろん CF25 のエクステンション開発用 rSDK 自体がまさしく「レガシー」の塊なので強いミスマッチ、否めないこれ。TCHAR への変換を強いられているんだ…。

筆者が現在使っている C++17 というのは C++11 のバージョンアップ版、もう来年には C++23 が予定されているが、言語仕様が先行してもコンパイラが対応しないと意味ないので C++17 辺りが今だと安心感ある。機能的にも C++11 より豊富で Filesystem とかは C++17 から標準化されたファイルとディレクトリ操作の機能である。

C++17 filesystem を活用して Regex Object 2022 Beta2 では指定されたディレクトリ内の全ファイル名およびサブディレクトリ名の取得機能などが実装されている。

screenshot regex extention beta 2

たった6行のイベントで CF25 からファイル名やディレクトリ名の一覧が取得できる機能。これは Regex Replace と連携してファイル名を一括変換する機能/アプリを作る前提で作られている。

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