F3 どうなった?と質問したら Simon は答えました。
クリックチームフォーラムに実装された Simon Speech AI は職務を忠実に果たします。怠慢な日常に明け暮れる凡人たちにはちょっと Spacy で Spice の効いたコメントを返したりして、質問した人たちの人生を少しずつ豊かにしてくれます。
um….Feel fine….Simon Speech AI will be spice UP your life….
というわけでさっぱり進捗は不明。
仕方ないから PATREON の話でもしようかと思います。
PATREON とは
PATREON(パトレオン) はクラウドファンディングプラットフォーム、個人や企業活動に対して資金調達を支援するためのマッチングサービスサイトおよびサービスを提供する会社の名前です。
ビジネスエンジェル(エンジェル投資家)とかは大資本や一部の富裕層が企業や案件に対して資金を提供するのですが、こっちは規模が大きいけど支援者はごく少数に限られている。
それに対してクラウドファンディングは少額だがより多数の一般大衆に対して投資や支援を募って目標の資金を集める方式で、近年はクラウドファンディングを活用して集めた資金で実現されたサービスや商品など実績も多数あります。
クラウドファンディングで特に有名なのは Kickstarter でしょう。
ゲーム開発では特に利用されることの多いプラットフォームが Kickstarter で、過去に集めた資金もゲーム関連がとても多いことでも知られています。集めた資金は「寄付」という扱いになるため返済の必要が無く、集めた資金に対して 3 〜 5 %が Kickstarter への Fee(礼金) となります。
一方 Clickteam が現在利用している PATREON は Youtuber とかが利用する例が多いプラットフォームで、Kickstarter はプロジェクト単位で資金を集めるのに対して PATREON はアーティストの継続的な活動を支援するための資金を「月額課金制(いわゆるサブスク)」で募集できます。PATREON へ支払われる Fee は毎月集めた資金に対して 5 〜 12 %で Kickstarter よりも高めの設定。
ちなみに日本国内だと CAMPFIRE(キャンプファイヤー)が知名度高いようですが、この国内プラットフォームは Fee の平均が高めで、集めた資金総額に対して基本 10 %以上(Fee の高いものはなんと 20 %)。え、この金利、、、、銀行(街金)じゃね?って思いました?え、あれ?ウシジマくん?
お刺身食べたいンだけど
じゃキャンプファイヤー我慢しなくっちゃねってことで、たいへんよろしいオチが付きましたところで、えへへ。
日々頑張っている人を応援したい、そんな気持ちをマネーに変えて好きなあの人に届けこの想い!を実現してくれるクラウドファンディングですが、リスクも実益もあるサービスだと思うので「寄付」に対するプラットフォーム側の徴収は程々にね!って気がしました。
Clickteam の利用しているクラウドファンディングは Fusion 3 の開発に特化したものではなく、Clickteam の提供するサービス全般に対する「寄付」を募っているものなので、Kickstarter では無理だから PATREON って選択になったのだと思います。
PATREON は一般向けに月収が可視化されているのでそれを見ることができます。
Clickteam の PATREON 収益
公開されている 2020年02月15日現在の収益は以下スクリーンショット参考。
Clickteam のユーザフォーラムとは別に有料のサポートおよびサービスを併設で提供する形になっているのですが、買い切り型のソフトウェアを販売しながらサブスクでも収益を上げるプランは現時点で結果がこれ。
うーん………筆者に実装されている Simon Speech AI も返答が詰まるようです。
Kickstarter で Fusion3 の開発資金としてプロジェクト出さないの?それが疑問。
とりあえず新情報が全く無いため仕方なく PATREON の方注目してみましたが、素材とか動作サンプルなど面白そうなものは結構あるようです。
PATREON 全体ジャンル問わずの平均的サブスク料金としてはだいたい 10 ドル前後となっているようなので現在の Clickteam の収益は一人あたりの課金額が月「13ドル」程度とほぼ平均に近い値が示されています。つまり Clickteam on PATREON も月 10 ドルのプランで加入する人が多いはず。が、月 1 ドルの課金でも加入できます。
直近だと筆者もちょっと惹かれるプロジェクトがありました。MineCraft のパチもんですが CF25 と別売りの 3D 拡張機能「Firefly」で実装されています。PATREON で 50 人を募集、もうじきリミット埋まりますが特典でプロジェクトソースを貰えるらしい。
Fusioncraft – Almost to 50 subscribers!
でもな Firefly はツールの癖強すぎるし、3D を CF25 でやりたい人は少ないと思うのです。筆者は F3 を全裸で待機継続。
Le agradezco mucho!!