GameMaker: Player 廃止


GM:Player が 2017 年 4 月で廃止されます。


参考(YoYoGames):Retiring the GameMaker: Player

GM:P は 2017 年 4 月 28 日(28th of April)で廃止される予定となっています。デビュー以来実質二年で頓挫したベータ版のままで終わったプロジェクトとなりました。

GM:Player は元々インディゲーム開発者とユーザ間の取引やコミュニティを促進するツールとして新しく取り組まれました。いわゆるゲームにまつわる配信を扱っています。

しかし近年 PWYW(Pay What You Want)方式では itch.io がマーケティングやホスティングを順調に増加させており、YoYoGames の GM:Player はこれに対抗できず白旗を掲げた。

開発と配信を一体化させ、いわゆるゲームはプレイするだけという一般的ユーザ層取り込みとマーケット獲得を狙ったプロジェクトだったのですが、結局覇権を取れなかったため GM:Player は廃止という決断に至ったようです。

PWYW(Pay what you want) とは?

一般的なゲームというのは開発側が値段を決めて販売しています。つまり値段の決定権は開発か販売側が握っています。

PWYW 方式はプレイするユーザが値段を決めることができるというシステムです。

参考(Wikipedia):Pay what you want

価格の決定権が従来とはまったく逆で、日本語でいうと「おひねり」に近いこのシステム。古くはフリーソフトでもカンパウェア(Donationware)とかあったらしいですが、これもソフトウェアの利用に対価をいくらとするか、その決定権がユーザ側にあるという点で PWYW 方式に似ていたかもしれません。

しかし現代の PWYW 方式はもっと近代的で、少額決済の手段も Paypal や Bitcoin を始め Amazon Payments や Stripe など複数を駆使し、高速通信環境の一般への普及がゲームプレイのリアルタイム配信を可能としました。その結果プレイ動画を見て実際にダウンロードして遊んで気に入ったらそれを少額決済でまかなうという、かつてのカンパウェアは現代風に洗練され、インディゲームのマーケットも PWYW 方式へと絶賛進化中といった感じです。

itch.io の主なユーザ層

pitc

Alexa Traffic Ranks でトラフィックから分析した主なユーザ層はアメリカが一番多く、全体の 26.6 %を占めます。次いでイギリス・フランスと続き、第四位に日本 4.1% 程度。

Upstream Sites としては YouTube がトップで、ゲームプレイ動画を見て itch.io で物色といった行動パターンが構築されている様子が伺えます。フリーウェアを公開する場としては特に近年 itch.io は増えてきている様子です。

参考:Q&A: itch.io Interview with Leaf Corcoran

GM:P の後継プロジェクトは不明

とりあえず GM:P では itch.io を超えることはできなかったため、次があるのかは不明。GM:P 用の GML Functions などは廃止され、GM:P 関連は GM:S 1.4 からも撤去されるようです。そして GM:S2 では最初からサポートされません。


Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です