Firefly(蛍・ホタル)は CF25 で 3D モデル/ワールドを扱う拡張機能です。
有料の拡張機能(日本円で 7980 円・on steam)、Windows PC 専用、そしてサポートされているモデル形式のラインナップが‥‥‥と、現状にはいくつか壁があるけれど、CF25 で 3D を扱うことができる待望の拡張機能が登場です。
MMF2/CF25 でお馴染みのチュートリアル「 Chocobreak 」が 3D になった Chocobreak3D Tutorial が Clickteam Library で同時公開されています。
サポートされている形式
インポート可能なモーションデータ付き 3D ファイルフォーマットは以下ラインナップ。
.B3D files (skeleton mode)
.MD2 and .MD3 (morph mode)
.MS3D (skeleton mode)
.X files (binary & text) (skeleton mode)
となっています。いろんな意味で Blender との連携が念頭にあると思われ、対応フォーマットは現在限られています。
※ Static は .obj にも対応。
Firefly Engine と名乗ってはいるけれどこのラインナップを見ると元は Irrlicht Engine かなぁという感想。サンプルの画面を見てもわかるけれど DirectX 8 〜 9 の時代を感じさせる。この拡張が 10 年前に出ていたら素晴らしかった
そして毎回思うのだけど、MS3D(Milkshape) は一体誰が好んでこれを使うんや……。.x は今時ありえないし、MD2 / MD3 も Quake 2/3 でしょ…………このファイルフォーマットはもはや選ばれし者以外扱えないのですが……。
WindowsPC 以外のプラットフォームにも対応可能?
一応他プラットフォームへの移植は可能であると公式が言っていました。
ただし個人的にこれの移植は期待はできないと思っています。というのは希望や要望が多ければ対応すると言っているからです。
Blender 使わない人(筆者)から見ると対応フォーマットが厳しいすぎる。
- アニメーションの対応フォーマットがあまりにもマニアック
10年前の技術で完全に時間が止まっているかのよう。
- 値段が本体より高い拡張機能
F3 が来年出ると言っていたのに、今これをこの価格で出す意味……
- 移植を待ってられない
F3 が先にでるやろ……
本家コミュニティでもこの拡張に対する反応はマチマチ。単純に Unity や UE との比較は意味がないということで、それでも立ち位置微妙なものではあると思います。
この拡張に興味のある方はまず Chocobreak 3d demo を ClickStore からダウンロードしてみてください。
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