CF25 向けのエクステンションとしては恐らく最後の(?)強力な新拡張となりそう、注目の Spriter Object。
正式リリースも近づいてきたようです。開発者である Conceptgame によると、すでに機能実装を九割方完成させ、正式公開と同時にチュートリアル用の動画も YouTube で公開するとのこと。すでに先行して機能紹介的な動画はアップロードされています。
https://www.youtube.com/channel/UC5iO1MLGMdn2mw6YfBVpnFg
このエクステンションのソースコードは GitHub で公開される予定となっており、エクステンション開発のための資料としてもきっと価値あるものに。対応プラットフォームは Windows PC と、エクスポータでは Android OS に対応予定。
Spriter が現在実装している機能のほとんどを Spriter Object はサポートしているらしく、エクステンションは正式公開版でいよいよ待望のモバイルに対応となります。
BrashMonkey.com の Spriter API’s リストにも 2016 年は CF25 が追加されるでしょう。
参考:https://brashmonkey.com/spriter-api/
一応注意点として
60 FPS での動作に拘らない方が良いと思います。2D のボーンアニメーションは処理にまつわる負荷が結構大きくて(筆者は Spriter ではなく Spine を使っているのだけど)たぶん 30 FPS 程度が無難じゃないかなと考えています。
登場させるキャラクタのインスタンスがどれほど数多いかにもよるのですが、MMF2/CF2.5 はもともとループ処理が遅いため、拡張機能のボトルネックだけではなく、オーサリングツール側の処理の遅さも考慮した方が良いはずです。PC はマシンパワーで押し切ることができても、モバイルはもう無理かと。だったから最初から動作 FPS は 60 に拘らない。もしくはプリレンダを使ってリソースのサイズを増やしてでも再計算をなるべく抑えるとか。
筆者は Spriter 使わないのでこの拡張機能を使うことはたぶん無いのですが、Spriter 自体は Spriter 2 も予定されており、Spriter のライセンス規約は Spine よりも緩いため、Spriter は今後も末永く一定のユーザ層から支持されると思います。そして値段は Spine より安い。つまり Spriter はお買い得だよ!
CF25 製ではないけれど Spriter を使って作られたゲームを少しリストアップしておきます。