クリックチームが与えてくれた、僕の人生の転機について 1


今年一発目の記事は 2015 年 12 月版 Fused(クリックチーム本家の公式Eマガジン)に載っていた記事から紹介します。

参考URL:Fused – Final 2015 Edition

本家フォーラムにはユーザが自由に投稿できるブログがあるのですが、そこに年末ちょいと良い話が投稿され、これが Fused で紹介されていました。

投稿したユーザは starvingindie 。彼が SGN のレベルデザイナーに転職したきっかけとなったお話がブログ記事になっています。

参考URL:A Year With Clickteam: How Clickteam Changed My Life

参考URL:indiegames.clickteam.com

そんな長い文章ではなかったので、今回は記事を適当に訳して紹介します。文章の構成とかはかなり弄ったので、気になる方は是非原文を読んでください。作成されたプロトタイプも Gif 動画で見れます。

How Clickteam Changed My Life

僕の人生にクリックチームが与えてくれた転機について、感謝を込めて。本当は長いお話を、短くまとめて皆さんにお知らせします。

2015 年は素晴らしい年として僕の記憶に残るだろう。そんな 2015 年がもうじき終わりを告げる今、次は希望に満ちた、新たな年の幕開けがやって来ます。だけど 2015 年を迎えたばかりの頃の自分は、今の前向きな感情を持つ新たな自分とは、まだ無縁だったんだよ。

大学を卒業後、三年が経過。就いた職場で与えられた仕事は無難にこなし、職場の人間関係も概ね良好、ただし仕事については……およそ情熱と無縁で退屈。仕事に対する倦怠感は日増しに僕の中で大きくなり、これに悩まされるようになっていった。僕の内には、本当にやりたいと思うことが別にあったんだ。

子供の頃に僕は、自分の考えたゲームを自分で作りたいと挑戦したことがあります。しかし思い通りのものは作れなかったし、プログラミング寄りのツールも難しくて挫折気味。思い描く動作を形にすることがなかなか出来ません。

しかしまるで運命の歯車が噛み合ったかのように、新しい境遇へと導いてくれる存在になったのが Clickteam Fusion 2.5 とフォーラムとの出会いでした。

いきなり思い描くゲームが作れるようになったわけでは無い。最初は無数に小さな動作を、だけどそれを毎日楽しみながら作ることが習慣となり、やがて小さなゲームとしてなら作れるようになると、それを両親や友人に頼んで遊んでもらっていました。

自身が作るゲームは自らにとって満足な出来ではなかったから、どうやってより良くするかを考えながら、情熱を持って次々と新たな試作品を作り続ける日々。両親や友人にそれらを試して貰いながら、僕は現在の仕事を辞めて、ゲームのデザイナーとしての仕事に就く決心を固めていきました。

試作品の数もずいぶん増えた頃、転職について具体的な行動を開始。友人を介して知った地元のモバイル・ゲーム開発会社に、ゲームデザイナーとして自身を売り込むための面接機会を得ました。この時、用意したのは履歴書と CF25 で作ったありったけな作品の数々。

クリックチームには感謝の念に堪えません。転職には無事成功、古い職場に別れを告げ、希望の職を得るという夢を叶えてくれました。

情熱を持って取り組める新しい仕事と並行しながら、今後も個人的なゲーム開発を続けます。これまではフォーラムに潜む目立たないユーザでしたが、来年はクリックチームのフォーラムでゲーム開発者として自身の作品も正式に発表していくつもりです。

ここまで読んでくれたみんな、どうもありがとうやで!

こんな感じ。



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One thought on “クリックチームが与えてくれた、僕の人生の転機について

  • sm9

    良い話ですね
    転職ほどではないですが私もmmf2で作った作品がきっかけで新しい仕事がきたのを思い出しました
    ほんとに良いツールと良いコミュニティです