大和型戦艦の装甲板、US Navy Museum の写真


調べ物をしていたら見つけた。第二次世界大戦で活躍した「大和型戦艦」の装甲板を、大戦終了後に米軍が日本の海軍工廠からアメリカ本国へ持ち帰り、装甲版の耐弾力性能を確かめた。

参考:http://www.williammaloney.com

Yamato_class_battleships_26_inch_Armor_Plate_at_US_Navy_Museum_Screenshot

そのテストで利用された装甲板が US Navy Museum に展示されているらしい。個人ブログに掲載された写真からだが装甲板には “JAPANESE PORT PLATE” と書かれた文字。これは Dahlgreen でテストされたと記事には書かれている。

この耐弾力テスト自体は有名な話らしく、日本語だとこの辺りのログと内容が一致しているので、この写真の装甲板は大和型ではあるが戦艦大和用ではなく信濃(こちらは航空母艦)用みたいな話になっている。

しかし厚さが違うため本当に信濃用なのか分からないし、ブログ記事の説明だと呉海軍工廠から接収されたものと書かれているが、接収されたのが呉からだとしたら、信濃ではなく大和か武蔵といった本当の戦艦用だったのかもしれない。

ココから引用

あまり関係ないですが、米海軍研究所の書物によれば戦後に米海軍は信濃用の660mm表面硬化装甲板を接収してダールグレン試験場で40cm砲の射撃にさらして性能を試験しました。40cm砲弾二発のうち一発は貫通し、その結果を集計して上で、日本製の装甲板はアメリカ製のタイプA装甲よりも約10%弱いと結論しています。

ココまで引用

ココから引用

但し、この前楯は信濃の為の正規のものでない(規格外であったために不採用となって破棄されたとか)との議論が米国の研究家の間でも昔からあり、その根拠を長年探してきましたが、見つかりません。(理由のひとつは展示してある甲板は厚さ25.99インチ(66センチ)あり、信濃のものは大和、武蔵のものより2センチ薄く、64センチのはずであるなど。)

ココまで引用

参考(http://www.warbirds.jp):Ans,Q(誰か教えてくれぇ)

26 inch = 66.04 センチの装甲板、それを貫通しちゃう実体弾ってのもすごいが、こんな鉄塊を装甲板として船に使うっていうのだから戦艦ってすっごいんやなと感心。


Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です