HDD がまた壊れたため買い直し


去年壊れたのと同じ型の HDD がまた無言で壊れていた。仕方が無いので HDD を急遽買ってきた。どんどん容量でかくなるぞ、今度は 8TB である。

昨年容量が 2TB の HDD が壊れてアクセスできなくなったためその時も 4TB の HDD を急遽買ってきた。 これでしばらく HDD なんか買わずに済むなと思っていたらまたバックアップ用が壊れたため買い直し。

バルクは買わないので正規品の保証期間があるのだけど、悔しいことに保証期間が確実に過ぎてから何ヶ月かすると無言で壊れやがります。

修理に出そうかと調べたがどうも相変わらず修理代クソ高い。ならば HDD 一個死んでも一気に全部データ失うわけでもないから失った一部は諦めて新しく HDD 買って、マスターの複製を増やしたほうが色々楽なのである。

HDD 複製用の機械を使って複製するから比較的簡単にバックアップは取れるのだが一つ問題がある。コピー先は複製元の HDD よりも容量が大きい HDD である必要があるということだ。

マスター 2TB → 複製 → マスター 4TB → 複製 → マスター 8TB と進化してしまい、そろそろいい加減にしないとヤバイ。しかし HDD も最近新しい方式が出てきたため、今後も年間 20〜30 %程度ずつ容量は増やすことが可能になるみたい。

さらば、日立よ

とりあえずやはり安物の 7200 rpm はアカンという結論に。最近壊れた二台はこれだった。

7200 rpm のハズレロットだったのか、それでもそれぞれ保証期間の四年以上はちゃんと動いていたので立派は立派だが、一方 5400 rpm 程度の低速 HDD は軽く七年以上酷使して使っているけど現役で動いている。低速はやたら耐久力が高い印象がある。

というわけでアクセス速度にはこだわらずにあえて HDD は低速タイプを選んで買っている。システムには SSD 使うからそれ以外は安定性重視のチョイスだ。

SSD にも寿命があるけれど、システム用 SSD は書き替え回数の限界を迎えたら自動的に読み取り専用になるタイプを選んでいるので、最悪でもデータだけは救えるようになっている。HDD にもこれがあったらと切に思う。

HDD ストレージはこれまで WD と HGST しか使ったこと無かったのだが、どうも今回時期が悪く WD にも HGST にも適当なものが見当たらなかったため宗派の壁を超えてシーゲートを試すことにした。

しかし若干人柱っぽい製品ではある。選んだのは Seagate Archive HDDシリーズ ( 3.5inch / SATA 6Gb/s / 8TB / 5900rpm / 128MB / 4Kセクター ) ST8000AS0002 である。

この製品は代理店が SYNNEX で、正規代理店保証シール付き、RMA は三年( 2018 年 3 月末まで)、プラッタ枚数は 1.33 TB プラッタ六枚=本体密度高い。そして 5900 rpm。マスター HDD から現在複製中だが、動作音はかなり静か。

この HDD は記録方式が SMR (瓦記録方式) という新方式で、シーケンシャルなデータ保存には向いているけれどランダムアクセスは弱いというバックアップ用途向きの特徴を持つ。SMR については以下 URL が詳しい。

参考:“10TB時代”に向けた最新HDD技術「SMR」のポイントをSeagateに聞いてみた

コンセプトとして「書き込みは1回のみで何度も読み出すような用途に対応できる製品」とのこと。

しかし耐久度については未知数なので RMA 期間切れたらまたやばいかもしれない、がこの方式なら更に容量増やすことが可能になるみたいなので、できれば約三年後にもっと容量大きい HDD を買い直しで済めばそれが理想的と願っている。


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