Clickteam Fusion 2.5 新機能リスト



正式な機能のリストが CT のオープンフォーラムから発表されました。正式な名称も「 Clickteam Fusion 2.5 」で決着したようです。

参考(クリックチームフォーラムより):Fusion 2.5 feature list

新名称については 2012 年の段階でもフランソワは彼のブログ記事で今後は「 Multimedia 」はもう名称に使わないと言っていたので意外感は無く、長年活躍した MMF シリーズから「 MM 」をとり去った「 CF2.5 」が新しい略名になると思われます。

新機能については先だってイギリス・ケンブリッジで開催された CC2013 でもある程度発表されていたのですが、公式から正式なリストが提供されていなかったので「はよリストくれや」という要望が出ていたものです。

Clickteam Fusion 2.5 新機能リストについて

基本機能は MMF2 と共通しており F2.5 には下位互換性もあります。MMF2 で作成されたファイルは CF2.5で開いて編集することができます。

しかし CF2.5 で保存された mfaファイルを MMF2 では開くことができなくなります

エクステンションにも互換性が残されており MMF2 までに活用していた多くのソフトウェア資産が CF2.5 でも継続して利用できます。

MMF2 は日本語版やユニコードパッチ版を除くとこれまでユニコードに対応していなかったのですが CF2.5 は最初からユニコードアプリとして設計され作られており、MMF2 ではユニコードに対応しなかった HWA も CF2.5 からは利用ができるようになります

各国言語対応は編集可能な外部ラングファイル形式が採用され、メニュー等に関してユーザサイドでより柔軟に対応できるようになりました。MMF2 にはイタリア語版などは存在しませんでしたが、CF2.5 からは勝手に自分で翻訳したラングファイルを作って登録すれば本体に関してはイタリア語化できます。そして言語の切り替えも自在です。

ただしあくまでも本体がユニコード対応しただけに留まるので、従来仕様のエクステンションに付いては全部がマルチラングに対応はできません(エクステンションはコンパイルの際にメニュー表示項目もリソースとして含めてビルドしてしまっている)。

今後はエクステンション開発で SDK もユニコード対応を義務付けているのですが、古い SDK を現役で使っている開発者がいるし、古い SDK を使って作られたエクステも数多く生き残っているため、エクステンション毎にユニコードで使える使えない・トラブルを起こすなどといった問題は CF2.5 になっても起こり得ます。

エクステンションの各種問題は MMF2 の後継である CF2.5 では解決されず、現在開発中の Fusion 3 になって心機一転で完全解決される予定です。

ちなみに Francois が書いたリストなので CC2013 で発表されていた内容と比べるとなんか色々減ってる気がします。

フォーラムでも抜けについてちょこっと指摘されてますが、実際に無しになったのかどうかは分かりません(例えば LeapMotion とか)。それでもいくつか新しい仕様的な説明も追加があったので、今回提供された新機能リストから個人的に気になった部分だけ抜粋しておきます。

  • mfa ファイルの圧縮率向上:

    アルファチャンネルを含めた場合に圧縮率は大幅な改善が見込まれる

  • PC用実行ファイルは Windows9x や NT/2000 のサポートを廃止:

    XP sp3 以降に対応

  • Vitalizeと Java exporter はサポート終了:

    Java applications に関しては MMF2 がインストールされていればビルド機能は残せますが、MMF2 の機能までしかサポートされていません

  • フレームの上限数は 32767
  • 各種操作性やユーザビリティの向上、スキンなど UI のカスタマイズ可能
  • エクスプレッションエディタが見やすくなった
  • エクスプレッションエディタでの編集に Undo と Redo が効く
  • 乱数が範囲指定できるようになった:

    RRandom(1,100) みたいな利用が可能

  • エクステンション・マネージャ

    リストに登録されているエクステンションなら CT の用意したリポジトリ経由でエクステンションをダウンロード・インストールができる。開発・公開されたエクステンションの集約的な倉庫を CT のサーバに設ける予定のようです。作者ごと個別に HP からダウンロードしたりする手間が一部省けます。

  • Box2D を使った 9 つの新しい動作、MMF2 で利用されていた古い動作も利用可能
  • 7 つの Box2D 用オブジェクトを追加

    (マグネット、ファン、ジャンプ台、ロープとチェーン、パーティクル、Ground )

  • オブジェクトインスタンスにループを回すためのループ: ForEach の標準搭載
  • マルチタッチに対応したジェスチャー判定機能:

    動画

  • デバッガが少しマシに:

    閉じた時のポジションやサイズが次回にも引き継がれるなど

  • screen zoom object は C++ 以外の全てのプラットフォームに対応:

    C++ への対応はムリ?

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