DIME : ToggleAero / help
とぐるえあろ
T o g g l e A e r o
用途/エアロ機能の無効化
オン・オフ
機能について解説
Windows Vista 以降に搭載された Aero (エアロ)機能を無効化します.
ユーザの利用している OS を簡易チェックするコンディション( CheckOS )とセットで使用します。エアロが有効な環境ではアプリケーション実行時にエアロをオフにして、アプリケーションの終了時には自動で元の設定に戻します。
エアロが元からオフ設定の環境や、XP のようにエアロ機能自体が無い環境でこのアクションは実行されません。
なるべく CheckOS コンディションと併用して OS のチェックを行なってから実行に移す手順を守って下さい。
XP ユーザの環境にはエアロ機能を実現するための API 自体が入っていないのですが、エアロ設定切り替えアクションの実行後、実行された OS が XP の場合には特定 dll のロード時にエラーをレポートするためのダイアログが表示されます。このエラー報告とエラー自体は実行されたのが一度だけならアプリケーションの動作にその後大きな影響を与えませんが、本エクステの機能を理解しないまま OS が XP の場合に「常に実行」などでアクションを実行してしまったら、エラー報告をさせないと内部的には延々とロードエラーを発生させることになります。これを避けるため内部でロードエラーが出た際にはエラー報告のためのダイアログを毎回あえて出す仕様として有ります。
動作サンプル # 1:ToggleAero and CheckOS
エアロ ( Windows Aero ) とは
マイクロソフトのウィンドウズ Vista や Windows7 のデフォルト・ユーザインタフェース及びテーマとして採用されているデスクトップ描写システムのことです。
システムが提供する機能の一つ「 Aero Glass 」がタスクバーやウィンドウの透過処理を施しており、デスクトップ描画のために GPU を活用しています。
視覚効果の為に GPU の負担が増したため、ゲームなど負荷の大きいアプリケーションの軽快な動作を求める場合などには Aero 機能を無効化するのが定番です。しかしデフォルトの設定・テーマのまま OS を使っているユーザは、アプリケーションの動作を重くしているエアロの設定に気が付かない場合もあります。
本エクステンション機能の目的は、煩わしい設定作業を無くし、アプリケーション実行時のみゲーム用の快適な環境設定をユーザに自動で提供できることを目指しています。
注意事項
- CheckOS 機能と併用して使って下さい
- XP は OS がエアロ機能を未実装です
- フレーム開始時に一回だけ実行して、連続実行を避けて下さい
- 環境設定の変更は一時的なものです
- アプリケーション終了時には自動で元の設定に戻ります
アクション ToggleAero( パラメータ 無 );
END