日本各地で台風被害が大きいようです。災害被害に遭われた方々へ謹んで見舞い申し上げます。
Beta.4 公開を 10 月初旬準備中。Beta.2 から Beta.3 ほどの大工事は無かったので時間的にはかなり余裕をもって公開に臨める見込みです。
REGEX 2022 は rSDK を使って作っているのですが今後は新規に作るなら Phi (SortaCore) の管理している DarkEDIF を使ってみようかと思っています。Phi は今一番熱心に SDK 関連のメンテを継続して行っているので、新規に作るなら彼のサポート・レスポンスが速そうだからです。使いこなせなかったら rSDK へ舞い戻ります。手首関節の柔らかさは 360 度球体関節並、任せて自信ある。まだソースを見てないんです。
SDK の歴史とか
MMF／CF25 の SDK は非常に長命な拡張機能開発キットですが一番開発が盛んだったのは今から 10 年以上前、MMF2 の前身である MMF1.5 が海外で出た頃がピークだったようです。現代になって情報検索するとその頃に書かれたであろうドキュメントとかフォーラムの投稿が全てであり、最新は極めて情報が少ない。
いま筆者が利用している rSDK は Clickteam 公式 SDK の中で一番最初にユニコード対応したキットで、この SDK をベースに新しく設計されたのが Andos の作った EDIF SDK、そして EDIF は派生として Phi の作った DarkEDIF を生み出しています。
筆者の作った CF25 用エクステンション DIME の前身になる MMF2 用の CiME というエクステが EDIF を使って作られていました。EDIF の初期版には SubApp でエラー出る不具合が Phi によって最初に報告されており、これがなかなか解消されなかったため筆者も EDIF を使った開発を一度断念して rSDK へ移りました。その 3 年後くらいに LB からバグ直ったから試してと PM が来て、バグは直ってたんですが rSDK で慣れてしまったためそれ以来ずっと rSDK でエクステは作っていました。
開発のための公式情報が少ない時
仕方ないのでヘッダーファイルを読んで内容を把握しているのですが、古いものだとソースが書かれたのは 2000 年初頭だったります。レガシーは通過して世界遺産だろこれとか思いながら、古代エジプト人たちがナイル川の西岸にピラミッドを建設していた光景を思い出しました。イムホテプの設計した偉業は現代にも残っていますが、現代の情報工学は未来に何を遺すのでしょうかね。2000 年後の地球に Google はあるのだろうかとか。
By the way、CF25 の拡張機能開発にはブラックボックス部分があります。開発者に質問しないと分からない部分があるということです。昔は質疑に関して公式フォーラムがほぼ全てだったようですが、今は Discord もあるためレスポンスの早い回答を求める場合 Discord のチャンネルから質問してという流れになってるようです。まぁこれは主に Phi が誘導しているので彼が答えるのでしょう。
ただし Discord だと質疑内容が残らないため後から調べる際に困る。サポート・レスポンスが速いにこしたことないのですが、やり取りの履歴が残るというのも重要だと思うので筆者はなるべく公式フォーラムで質問します。今困ってる自分の質問が 10 年後に誰かを助けるかもしれないってことです。（回答があれば）
Fusion 3 とかはどうなったんだろうについて
F3 に関する質問はタブー扱いになっているためフォーラムで質問しようものならポストは Bot に排除されますが、F3 開発を断念したという発表は無いので何かをほそぼそとやっている雰囲気はあります。
進展はさっぱりですが一つ気がついたことが。
昔作ったエクステンションである DIME がなぜか Clickteam の Extension Manager から正式にダウンロードできるようになっていた。
エクステンションマネージャで発見されたDIME
え、なんで？あれだけ？ですが、よく考えたらソースコードを Yves に渡したし CF25 の公式機能にも採用されてるから中身の安全性は検証できるんだよね。それでなのかなと、思ったのもつかの間、インストールされてるから表示されてるだけだぞ野良エクステンションとして。
しかし REGEX 2022 もエクステンションを公式からダウンロードしてもらえるような拡張機能として作れたらいいなと思いました。内容的にはたぶん無理だが、それをモチベに正式な完成まで頑張ってみるつもりです。
ドキュメントを書くのが心からめんどくせぇ…。