Extension Manager (エクステンション マネージャー)について公式ページからの紹介です。
えくすてんしょん まねーじゃー
Extension Manager って何? |
参考:Clickteam Extension Manager
「 Clickteam Extension Manager 」は Clickteam Fusion2.5 の拡張機能であるサードパーティ製エクステンションのダウンロード・インストールを管理するための公式なリポジトリ(倉庫)サービスです。
エクステンションの利用者視点で見た場合のメリットなどを列挙します。
一番大きいのはエクステンションが自動でダウンロード・インストールできる点。他人がアップロードしてくれた動作サンプルファイルなどに、自分の環境ではまだ未使用のエクステンションなどがあった場合に、従来までの手順だとフォーラムで検索してダウンロードリンクを探し出し、ダウンロードしてから手動でインストールしなければなりませんでした。エクステンション・マネージャーがこの悪夢のような作業からあなたを解放します。
エクステンションに更新があった場合など、最新版かどうかを確認するための機能も付属します。やはり最新版を探すためにフォーラムを検索する手間が省けますし、個人管理のため突然ダウンロードリンクが消えてしまったりする問題を解消する目的で作られたのがこのマネージメント・システムです。
サードパーティ製エクステンション製作者のために集約的リポジトリを公式が予め用意し、リポジトリへの登録手順を明示することでエクステンション配布のために従来だと作者が負担していた負担等を軽減もできます。
Lacewing /関連も一括で自動インストール可能
こうしたリポジトリを公式が持ちファイルを一箇所に集約することで発生するメリットは大きなものです。同時に発生しうるデメリットもあるのですが、それはさておき、エクステンション マネージャーが機能することで英語に苦手意識の多い日本人ユーザにはこれは朗報に成り得ます。なにしろエクステンション検索のためにフォーラムへ当てのない旅をする必要が無くなったのですから。
CF2.5 用新 SDK かと思ったらほぼ rSDK な件
開発者向けに CF2.5 用 SDK と 自作のエクステンションをリポジトリへ登録するためのページも案内されています。SDK はちょっと見た感じ EDif ではなく rSDK に少し手を加えただけのものに見えます。
VC++2008 用のプロジェクトファイル一式で、テンプレートが一個サンプルとして入っていますが、その他のサンプルファイルが中身空っぽのフォルダになっていました。とりあえずビルドはエラーも無くできます。rSDK は元来 MMF2 エクステンションの開発用ですが、ユニコード対応が強制となっています。
EDif も同じくユニコード対応のエクステンション開発用 SDK なのですが、EDif はエクステのメニュー作成などに JSONパーサーと JSON を採用しているため作成が rSDK よりも一部楽です。
rSDK の違和感はメニュー作成のためにマクロ定義を多用している点。BEGIN ~ END ブロックステートメントは違和感がありまくるのですが、一方で EDif 製のエクステはまだ一部未実装のプロパティとかサブアプリとの相性問題が判明してるためできれば完成品は rSDK を使って作りたい。
とりあえず現在試しにオリジナルのエクステを新 SDK 使って一個試作中。
参考(エクステ開発者用):http://www.clickteam.com/extension-manager-uploader